ヴァイオリニスト 谷本沙綾の写真

【全日本学生音楽コンクール全国1位】日々の練習法や緊張への向き合い方。ヴァイオリニスト 谷本沙綾 [アーティストインタビュー Vol.9]

全日本学生音楽コンクール高校の部にて全国1位に輝き、現在は世界的指揮者・佐渡裕氏率いる「スーパーストリングス神戸」のメンバーとしても活躍するヴァイオリニスト、谷本沙綾さんにインタビューしました。

コンクールでの頂点を極めた裏側にあるストイックな練習メソッドや、本番前にすることなど、演奏家を目指す方ならずとも必見の「思考法」をたっぷり伺いました。

谷本さんには、SHAREMUSICAから演奏・レッスン依頼をしていただけます!

YouTubeでは谷本さんの演奏と一緒にインタビュー全編を見ることができるので、ぜひご覧ください!

経歴について

―― はじめに、自己紹介とこれまでの経歴について教えてください。

ヴァイオリンの谷本沙綾です。
全日本学生音楽コンクール高校の部で全国1位になりました。

ヴァイオリンを始めたきっかけ

―― 楽器はいつから始められたのですか?

楽器は5歳から始めました。
5歳の前に、もともとピアノをしていたんですけど、兄がバイオリンをしていて、

その兄の影響を受けて、バイオリンの方が楽しそうやなってその時思ったのか、新しい楽器に挑戦してみたかったので、その時に始めました。

憧れの人

―― 子供の頃に憧れていた演奏家はいますか?

子供の頃は、五嶋龍さんに憧れてました。
五嶋龍さんが小さい時の、そのビデオみたいのがあって、そのビデオを見て、私と同じぐらいの年齢の時に、こんだけ練習してるってすごすぎるって思って、それで、すごい影響を受けたのはあります。

―― 当時弾きたかった曲があれば教えてください。

当時はチャイコフスキーのバイオリンコンチェルトとか、メンデルスゾーンのバイオリンコンチェルトをよく聴いていたので、すごく弾きたかったですね。

使用している楽器や弦について

―― 使用されている楽器について詳しく教えていただけますか?

1742年にフランスで作られた「カスタネッリ(Castagneri)」という楽器を使っています。 弦については、G線・D線・A線の3本は「Vision Solo(ビジョン ソロ)」を、E線だけ種類を変えて「Eudoxa(オイドクサ)」を張っています。

―― メンテナンスやケアで気をつけていることはありますか?

演奏会の2週間前〜1週間前くらいには弦をすべて張り替え、弓の毛替えも済ませてベストな状態で臨むようにしています。

おすすめの練習方法

―― 日頃はどのような練習をされていますか?

ソロ、オーケストラ、室内楽など、本番の形態によって少しずつアプローチを変えています。

ソロの場合は、自分の演奏を客観的に見るために日頃から録画をして見直すことを繰り返しています。
自分自身が自分の先生になったような視点で「ここがダメだ、あそこがダメだ」と厳しくチェックしていますね。

オーケストラは、譜読みとかになってくるので、何日前から譜読みを始めてっていう、そういう風に考えてやってます。

―― 上達に効果的な練習のコツがあれば教えてください。

自分一人だけで練習するのも大切ですが、「緊張する環境」をあえて作るのがおすすめです。
例えば家族に聴いてもらったりして、本番に近い緊張感の中で練習する。

緊張状態でもちゃんと弾けるように、準備をしていくっていうことをすることが大事かなって思いますね。

本番の日の過ごし方

―― 本番当日のルーティンや、緊張への対処法はありますか?

本番の日はちょっと喉が通らなかったり、ご飯が食べれなかったり、でも逆に食べちゃうと、あんまり良い演奏ができなかったりしてたこともあったので、ご飯食べなかったりとか。

あと本番前ステージ裏で深呼吸をするようにしてて、それも気持ちを落ち着ける時の深呼吸と、さあ行くぞって気合を入れる時の深呼吸を変えるようにもしてて、そういう自分なりの深呼吸を試してやってたりします。

趣味やハマっていること

―― 音楽以外で、最近ハマっていることはありますか?

昔から阪神タイガースファンで、それはテレビも見るし、甲子園に行ったり、野球観戦がすごく今は好きです。

現在の活動とメッセージ

―― 現在はどのような活動をメインにされているのでしょうか?

オーケストラと室内楽とソロ活動、主に演奏活動が多いですね。
今後レッスンをしていける、先生になっていきたいなと思ってて、今も少しずつこう生徒を見てやってます。

また、「スーパーストリンクス神戸」という、佐渡裕さんとスーパーキッズ・オーケストラのOB・OGによるオーケストラにも所属しています。

―― 最後に、演奏家を目指す子供たちへアドバイスをお願いします。

今、演奏家になりたいって頑張ってる子達は、私の経験談で言うと、諦めないことを大事にしてほしいなと思ってて。

やっぱり上手くいかないこととか、失敗の連続とかたくさんあったり、妥協しそうになったりとかあると思うんですけど、
その失敗とかも、その時の自分には大事な経験だと思って。

失敗とか辛い経験をすればするほどその分強くなれるし、そういう気持ちを忘れずに、諦めないで努力し続けてほしいなと思います。


谷本さん、素敵なお話をありがとうございました! コンクール1位という華々しい経歴の裏にある、ストイックな練習への姿勢と音楽への情熱に、スタッフ一同深く感銘を受けました。

谷本さんの今後のさらなるご活躍を、心より応援しております。

谷本さんには、SHAREMUSICAから演奏・レッスン依頼をしていただけます!

YouTube動画では、ここでしか聴けない素晴らしい演奏も収録されています。ぜひ最後までご覧ください!

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