本特記事項は、SHARE MUSICA(以下「本サービス」)を通じて出張生演奏を依頼する皆様が、安全かつスムーズにイベントを進行していただくための重要事項を定めたものです。
本サービスはマッチングプラットフォームであり、具体的な条件は演奏者との個別合意が優先されますが、原則として以下のガイドラインをご理解の上、ご依頼をお願いいたします。
1. 著作権料およびJASRACへの申請について
本サービスにおける演奏料金には、原則として楽曲の著作権使用料(JASRAC等への支払い)は含まれておりません。
【会場が包括契約を結んでいる場合】
主要なホテルやレストランなどの宴会場では、施設側がJASRACと年間包括契約を結んでいることが多く、別途の申請や支払いが不要なケースが大半です。事前に会場のご担当者様へ「生演奏を入れる場合の著作権処理はどうなっているか」をご確認ください。
【会場が包括契約を結んでいない場合】
公共施設や屋外イベントなどで、著作権保護期間内の楽曲(ポップス、映画音楽など)を演奏する場合、主催者様側でJASRACへの申請および著作権使用料のお支払いが必要となります。
【著作権フリー楽曲の提案】
手続きにご不安がある場合は、クラシック音楽や伝統楽曲など、著作権の保護期間が終了している楽曲(パブリックドメイン)のみでのプログラム編成も可能です。演奏者へお気軽にご相談ください。
2. 屋外での演奏に関する制限とキャンセル規定
アコースティック楽器は、温度変化や湿気に非常にデリケートであり、水濡れによって修復不可能なダメージを受ける場合があります。
【演奏不可の条件】
雨天・小雨、強風、極端な猛暑、および直射日光が楽器に直接当たる環境下では、演奏を中止または中断させていただきます。
【代替案のご準備】
屋外での演奏を予定されている場合は、天候不良時に備え、必ず「屋内の代替場所(雨天用ステージ等)」をご手配ください。
【天候によるキャンセル】
当日、雨天等により代替場所がなく演奏が不可能となった場合でも、演奏者はその日のためにスケジュールを確保しているため、原則としてキャンセル料(ご契約金額の100%)が発生いたします。
3. 会場側で発生する費用について(PA機材・駐車場等)
本サービスでお支払いいただく料金は、基本的に「演奏家のパフォーマンスに関する費用」です。以下の会場設備等に関わる費用は、主催者様のご負担となります。
【音響機材(PA)や備品】
大規模な会場でマイク、スピーカー、アンプ等の音響設備を使用する場合、機材のレンタル費やオペレーター費、また演奏用の椅子や譜面台などの備品使用料は、会場側から主催者様へ別途請求される場合があります。
【大型楽器の持ち込みと駐車場】
コントラバス、ハープ、キーボード等の大型楽器を持ち込む奏者は、車で会場へ向かう場合があります。その際、会場に無料駐車場がない場合は、周辺コインパーキング等の駐車料金(実費)を別途ご負担いただきます。
【駅から遠い会場について】
最寄り駅から徒歩での移動が困難な会場(徒歩15分以上など)の場合、楽器運搬のために最寄り駅からのタクシー代をご負担いただく場合がございます。
4. 拘束時間と延長料金の考え方
本サービスはマッチングプラットフォームであり、具体的なスケジュールやそれに伴う条件は、依頼者様と演奏者との事前合意によって決定されます。トラブルを防ぐための一般的な目安として、以下の考え方をご留意ください。
【拘束時間の定義】
原則として「奏者が会場に入った時間(入り時間)」から「最終の演奏・片付けが終了した時間」までを全体の拘束時間として設定いたします。
【延長・待機における柔軟な対応と追加料金】
イベントの進行上、「少し予定が押しているので15分待機してほしい」等の時間変更が生じた場合、当日の演奏者のスケジュールが許す範囲であり、かつ双方の合意があれば柔軟に対応が可能です。ただし、事前の契約時間を大幅に超える待機や演奏延長が発生する場合は、演奏者ごとの規定に基づき別途延長料金のご相談をさせていただく場合がございます。
【リハーサル等による入り時間の調整】
会場の都合等により、「本番の数時間前にしか音出し確認ができないため、早めに会場入りしてほしい」といったご要望についても、事前のやり取りで柔軟に調整が可能です。ただし、拘束時間が通常よりも著しく長くなる場合は、演奏者の規定により基本料金に上乗せして追加費用のご相談をさせていただく場合がございます。ご予算が限られている場合は、事前に担当演奏者へご相談の上、タイムスケジュールをご調整ください。
5. 交通費・宿泊費および不可抗力について
【遠方からの手配】
演奏者の拠点から遠方の会場へ依頼する場合、新幹線・航空券等の長距離交通費、および宿泊が必要な場合の宿泊費は、原則として実費にて別途お支払いいただきます。
【不可抗力による免責】
天災、異常気象、重大な交通障害、または演奏者の急病・事故等、不可抗力により演奏者が会場に到着できない、あるいは演奏が不可能となった場合、演奏者および本プラットフォームは損害賠償の責任を負いかねます。
【帰宅困難時の対応】
地方や夜遅くのイベントにおいて、台風や豪雨等の不可抗力によって交通機関がストップし、演奏者が帰宅できなくなった場合、安全確保のための緊急の宿泊手配およびその費用は、主催者様にご負担をお願いする場合がございます。
6. 広報・PR目的の撮影について
【実績としての公開】
演奏者は、今後の活動PRのために、当日の演奏風景を写真や動画で撮影し、自身のSNSやSHARE MUSICAのプロフィール等の実績として公開する場合があります。
【公開不可の場合】
企業内の機密に関わるイベントや、ゲストの顔出しNGなど、写真・動画の撮影および公開を希望されない場合は、必ず事前に演奏者へその旨をお伝えください。
無断で参加者のお顔や企業名がわかる形で公開されることはありませんのでご安心ください。